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久しぶりに発見!北浦の伝統行事「サバー送り」のサバー様・サネモリ様‼︎

以前、拙ブログで紹介した、山口県の無形民族文化財「サバー送り」。

期間限定 マニアックな豊北町ドライブの楽しみ方! 夏は道端の「サバー様」「サネモリ様」を探せ! 〜奇祭「サバー送り」〜

記事を書いたのはコロナ前の2019年。

依頼、コロナ禍に中断していたという話も聞きましたが、意外と早めに復活していたともウワサされる、山口県が誇る奇祭、久しぶりにそのご神体(?)に対面することができました!

どっちがどっちだか分かりませんが、サバー様とサネモリ様です。

「サバー」とは、北浦の方言で、稲に害をもたらす害虫、ウンカの仲間のことで、

「サネモリ」とは、馬が稲株に足をとられている隙に討ち取られ、稲に怨念を抱く平家の武将 斎藤実盛 のことと言われています。

このサバー様とサネモリ様のわら人形を作って各地の田んぼの側に置き、稲に害をもたらすものをまとわせては人の手で少しずつ送っていき、最終的に海に流すことで豊作を祈願するというのがこの サバー送り です。

長門市でスタートし、最終的に下関市豊浦町湯玉で海に流されるというのが正式なシナリオなのですが、「長門市の」無形民俗文化財とされているのは、

長門市では自治会や子ども会で、きちんと「この日にここまで送る」というのが決まっていて引き継がれているのに対し、

下関市豊北町に入った途端に完全に個人プレイになり、

・運んでいるところを人に見られてはならない

・嫌いな人の家の前に置く

など、伝わっているルールがほぼ「不幸の手紙」状態になってしまっていて、送られるルートも年によって異なるわ、そもそも「サバー送り」の風習すら知らなくて不法投棄と勘違いして燃やしてしまう人はいるわ、と極めてカオスであるため、下関市では文化財として認めてもらえていないという、いろいろ興味深すぎるお祭りなんです。

この壮大なスケールのお祭りのゴールとなるはずの、下関市豊浦町湯玉の宮司さんの数年前のお話では、しばらくサバー様・サネモリ様を海に流す神事を行なっていないのだとか…

ともあれ、今年は無事に豊北町の旧二見小学校前までサバー様・サネモリ様はたどり着いています。

旧二見小学校前の壁画によりかかって立っていました。

数年前に見た時はもはや立つこともできない状態だっので、今年はまだ良い状態なのでは…

こちらが後ろにいた…サバー様…サネモリ様…どっちでしょう?

ちなみにお顔のアップはこちら。毎年この独特な感じの絵なんですよね。キリッとされてます。

こちらは前方の騎馬…馬の首はもげて、サバー様あるいはサネモリ様も垂れ下がってしまっています。

お顔もひっくり返ってるので、もう一方となんとなく顔立ちが異なるような気もしなくもないけれども…というところ。

この写真を撮影したのはもう盆前だったので、あれから10日近く経過して、少しでも海に近づいていてくれると良いのですが…

どこかでサバー様・サネモリ様 見たよ!って方がおられましたら、ぜひお知らせください!あるいはSNSなどで発信されてみてはいかがでしょう⁇