【クラブ活動の地域移行】下関市地域クラブの方向性に関する説明会に出席しました
INDEX
現在、全国的に中学校のクラブ活動の地域移行化が進んでおり、下関市もその準備が進んでいます。
2025年7月17日(木)に豊北中学校地域の関係者を対象に 下関市観光スポーツ文化部 による説明会が開催されたので、PTA副会長として出席してきました。
概要
全国で5年くらい前から、いわゆる「部活動地域移行」の動きが起こり、2023年度〜2025年度を「改革集中期間」として、各地域で部活動地域移行の「実行会議」が立ち上がっています。
下関市でも2023年度から実証事業を行なってきました。そしてこの度、「ある程度考えがまとまったので」各中学校区ごとに説明会を行い、情報や方針を共有することとなったそうです。
ただ、この「ある程度」の感覚は、人によって異なるものであって、わたしの個人的な感想としては、まだ全くまとまっていない、非常に柔らかいものだと捉えています。
しかし、下関市としては、今年度中に明確な方針を確立し、2026年度〜2027年度で実際に クラブ活動の地域移行 を動かし始める計画です。
下関市少子化の現状
下関市の中学生の生徒数は、1986年度(昭和61年度)の15,629人をピークに減少に転じ、2024年度(令和6年度にはピーク時の約1/3程度 5,530人まで減少しました。これが2030年度(令和12年度)には4,252人まで減少する推計となっております。
市内の中学校の部活動数は、生徒数200人以上の学校で平均11クラブ、200人未満の学校では平均5クラブと格差があり、特に生徒数の少ない学校では、生徒が希望する活動ができるクラブがないという状況になっています。
オリンピックではスケートボードやブレイキン、サーフィンなど、新しい種目が増えている一方で、日本の中学校の部活動では、新しい種目を増やすことは考えにくく、活動の選択肢が少ない、多様性が低い、という状況です。
それでも下関市の中学校では部活動への加入率は 2024年度(令和6年度)で 77% と高く、市内5,530人の中学生のうち、実に4,280人が何かしらの部活動に加入しています。
下関市教育委員会の方針
下関市教育委員会では、2027年度(令和9年度)より、休日の部活動を廃止する方針を示しています。ただし平日は2027年度以降も当面は継続して部活動を行う予定とのことです。
生徒数の減少や教員の働き方改革などの要因から、今後は部活動の維持はさらに困難になるのではないか、そのため 学校部活動に替わる新たな環境をつくる必要があるのではないか、という考え方から
「学校を含めた地域全体で “地域クラブ化” を推進していく」
というのが下関市の基本的な方針のようです。
これまでの下関市の取組み
実証事業「D-sports」「D-Culture」
これまで下関市では2023年度(令和5年度)に「スポーツ活動実証事業」、2024年度(令和6年度)には拡大して「スポーツ・文化活動実証事業」を展開してきました。
これらは「D-Sports」「D-Culture」という名称のプロジェクトで、頭文字の「D」は「Diversity」からとっているそうです。
チラシを見てみると、2023年度はスポーツ系の「D-Sports」のみ。文化系活動の「D-Culture」も加わった2024年度には、両方合わせて「Diverse Club」という呼称になっているようです。


これらは、スポーツや文化活動の様々な種目を体験できるイベントで、各種目1回3時間の体験を10回行うもので、市内各地の体育施設や公民館などを利用して開催されています。
「D-Sports」は、野球やサッカーなどの比較的メジャーな種目から、ウェイトリフティングやラグビーのような、下関市内の中学校の部活動では行われていないけど、高校の部活では行われていう種目、ミニトランポリンやストレッチーズといった、「まずは体を動かしてみよう!」というニュアンスが感じられる種目まで様々です。
「D-Culture」では、茶道、競技かるた、フルートアンサンブルなど、文化系部活の王道に加え、プログラミング もラインアップしており、「興味はあるんだけどなかなか対面で触れる機会がない…」という種目も体験できます。
「Diverse Club」は、今後 部活動の地域移行 に向けて、実際に子どもたちにそのイメージをつくってもらったり、新たなスポーツ・文化への興味の発見の場としたりするほかにも、部活動地域移行に対する意見集約の場としても活用されたようです。
しものせき SD CLUB
ここまでなんとなくザーッと「部活動の地域移行」という言葉を用いて書き連ねてきて、「『Diverse Club』を部活動地域移行のイメージをつくってもらう場」のような表現までしましたが、では実際に「部活動の地域移行」って、どんな風になるの?っていう部分について、下関市観光スポーツ文化部からは具体的なアイデアの紹介もありました。
それが「しものせき SD CLUB」です。
地域クラブ化にあたり求められること
下関市観光スポーツ文化部は、地域クラブに求められる要素として
- 「誰もが」参加可能であること
- 「継続的」に親しむことができること
- 「幅広い選択肢から」選択できること
- 「地域全体で」受け皿となること
を挙げています。つまり「持続可能で多様なスポーツ・文化活動の環境を確保する」ということを念頭に考えているということです。
「しものせき SD CLUB」とは
「SD」はそれぞれ 「Sustainable」と「Diversity」の頭文字で、直訳すると
- 持続性
- 多様性
ということになります。まぁ…イメージのとおりですし、最近特に注目されている言葉ですし、なんというか…「いかにも」感は否めませんが、最も多くの市民が受け入れやすいネーミングでしょう。
しものせき SD CLUBの要素
しものせき SD CLUB に必要な要素として、「持続性」「多様性」のそれぞれについて洗い出してみると
・持続性
- 参加する子どもたち
- 指導する大人
- 活動する場所
- 活動を維持する経費や事務処理
・多様性
- 地域の理解や協力
- 多様な選択肢
- 参加者ニーズへの対応
が挙げられます。これらをクリアして、しものせき SD CLUB が理想的な部活動の地域移行のスタイルとして稼働できる、という骨組みのようなものです。
しものせき SD CLUBの方針
しものせき SD CLUB の方針としては
- 運営団体の設置
- 活動環境の確保
- 指導者の確保
- 活動場所の確保
- 活動費用の設定
が今後決定すべき事項として挙がっており、それぞれになかなかの課題が山積みというのが現状です。
ただしこれは決して市の怠慢ではなく、部活動の地域移行というのは本当に難しいプロジェクトで、「全員がハッピー」というカタチを求めていては、いつまでも完成しないのではないか…というくらい複雑な問題です。
ひとつずつ見ていってみましょう。
①運営団体の設置
しものせき SD CLUB を継続して運営していくためには、運営の母体は下関市のどこかの部署の「一事業」的な規模ではなく、持続可能な しものせき SD CLUB の運営団体を設置する必要がある、と市は考えています。
イメージとしては、下関市が 市内の企業(例として挙がったのは スポーツクラブなど)に しものせき SD CLUB の運営を委託し、委託を受けた企業が しものせき SD CLUB の 運営事務局 として、経費の管理や活動の会場となる施設の手配、会員情報の管理等の運営事務全般を行う、というものです。
部活動の地域移行 : 様々なスポーツ・文化の種目に参加できる巨大な(下関市全体の)スポーツ・カルチャークラブ的な団体が誕生し、中学生はその会員になれる。しかもその団体は市や教育委員会の外に運営事務局がある というイメージができると思います。
さらに、個別の種目を実施する主体は、既存あるいは新設の 地域クラブ が しものせき SD CLUB に申請し認定を受けるというシステムを想定しているそうです。
例えば、「豊北サッカークラブ」があったとして、しものせき SD CLUB に実施団体としての申請を行い、認定を受けることで、しものせき SD CLUB として サッカー をすることができる。その場合、シンプルに考えると メンバーの多くは 豊北中学校 の生徒によって構成されるだろう と推測されますが、豊北中学校以外の学校の生徒も、豊北サッカークラブ でサッカーをしたいと希望するのであれば、活動に参加することができる、というものです。
通っている中学校区にやりたい種目のクラブがない、他の地区のクラブが強豪なのでそこでやりたい、活動方針が合うクラブが他の地区にある など、他の地区のクラブに参加できるということになります。
②活動環境の確保
ちょっと①の説明と重なる部分もありますが、「参加者は中学生に限定するのか」問題っていうのもありまして…
例えば小中学生が一緒に活動している スポーツ少年団 であったり、大人も一緒に活動している吹奏楽団 であったり、そういう団体の取り扱いについても検討する必要があります。
市では現状、「中学生を含めた多世代の組織も可能とする」という方針のようです。
「中学校の部活」という既存の概念を超えた、「地域のクラブ」というイメージは、わたし個人の印象としては、アクティブな大人にとっても、これから本格的に活動していく小学生以下の子どもにとっても良い効果があるように感じます。
また、現状の部活動では「中学校体育連盟(中体連)」の試合や「中学文化連盟(中文連)」の大会等に参加できますが、しものせき SD CLUB となった時に、それらの試合・大会等に参加できるのかは確認の余地があります。
それぞれの団体に登録するためには細かい規定があります。
③指導者の確保
しものせき SD CLUB の指導者については、既に市内の中学校の部活動でも 外部コーチ等の外部指導者が指導している現状もあるので、この流れを汲んで 外部指導者の登録制とする方針だそうです。
この場合、安全研修の受講を必須とするなど、一定の基準・条件は設ける予定です。
なお、指導者には報酬を支払う方向で検討されています。
「指導者として登録しても、平日は仕事もあるので指導は週末のみになってしまう。それではクラブとして成り立たないので しものせき SD CLUB としての申請はできないな…」という地域クラブが出てきてしまう可能性もあります。
また、指導者の役割・責任の所在については
- 活動中の安全管理
- 施設の解錠・施錠
- 活動報告
とされています。「技術の指導」が必須ではないところは密かに注目すべき点で、安全研修を受講して、生徒の安全管理をきちんとしてくれる指導者がいなければならない、というのは「学校外」に運営を任せるうえでも重要なポイントであると思います。
スポーツ少年団の活動を見ていると、経験者の保護者の方が、指導者をサポートしたり、熱血指導をしていたりしている様子をよく見かけますが、このような正規の指導者でない、善意のボランティアの取り扱いなどにも議論の余地が及ぶ可能性があります。
④活動場所の確保
活動場所の確保も重要な課題のひとつです。地区によってはすでに小中学校の体育館や市営の体育施設等の予約は既存の団体による熾烈な争奪戦となっているところもあり、特に しものせき SD CLUB のような公共的な団体の使用については、申し訳ないですが市民の皆さんによる任意のクラブ等に優先して学校施設を使用させていただける方針となっています。
また、公共施設の使用料減免等も検討されています。
ただし、各種目に依存する備品や用具については しものせき SD CLUB ではなく、各実施団体あるいはメンバー個人の負担となる方針です。
小学校の卒業式シーズン(小学校は卒業式の練習のために体育館が卒業式仕様にレイアウトされ、スポ少等での使用が制限される)など、会場の確保が特に難しい時期が出てきそうですね…
⑤活動費用の設定
しものせき SD CLUB の活動のためには、会費を徴収する方向で検討が進んでいます。
ただし、「『誰もが』参加可能である」という方針に基づき、極端に高額とすることはできないため、事前のアンケート調査により、適切な会費として 月額1,000円〜3,000円 が想定されています。
これは、参加する種目やクラブに関わらず、しものせき SD CLUB で一律の金額となり、この会費から
- 指導者報酬
- 会場使用料
- 保険料
等が賄われる予定です。
さらに、今後の検討事項としては、市内でひとつしかない種目のクラブ…例えば夢が丘中学校区で「相撲クラブ」が発足して、市内全体から相撲をしたい中学生が集まってくるような場合、この時の交通費をどうするか(送迎バスを手配するのか、交通費を支給するのか…)、みたいな点もあります。(これは各地にたくさんクラブが存在する種目でも、先の例のように「強豪チームで活動したい」というケースもありえます)
そうなってくると、なかなか大きな予算規模となり、月額3,000円の会費で全て賄うことができるのか、生徒個人ごとで一律の金額であることによる不公平感は生じないか など、慎重に検討する必要があります。
今後のスケジュール
来年度(2026年度・令和8年度)には方針が固まり、2027年度・令和9年度には休日の活動が しものせき SD CLUB に移行するというのはなかなかのスピード感です。
2025年(令和7年) 7月〜10月
- 市内各地で説明会・意見聴取
2025年(令和7年)11月〜2026年(令和8年)3月
- 最終的な方向性、その他詳細を示す運営要項を検討
- 有識者会議を設置し審議
2026年(令和8年)4月〜9月
- 運営事務局の設置
- アプリ等の運営システム導入
- ガイドラインをもとに説明会・事前相談の実施
2026年(令和8年)10月〜2027年(令和9年)3月
- 認定クラブ・指導者の受付開始
- 登録指導者への研修実施
2027年(令和9年)4月〜
- 休日の部活動を地域へ展開
※平日の地域活動について制限はしない
「平日の部活動は継続」ということは、中体連・中文連に所属する部活動も各中学校に引き続き存在する ということだそうです。これによって、休日に試合やコンクール等がある場合は、休日であっても部活動としての参加はOK、ということです。
そもそも「部活動の地域移行」って、「先生方の働き方改革」として、エゲツないくらい低い報酬で過重な負担を強いられる部活動指導の業務を削減し、授業準備や生徒指導に充てられる時間を増やそう、というのが大きなきっかけであったように思っていたのですが、平日の部活動が継続するということは、ほとんど 働き方改革 にならないのでは…???? と思ってしまうのはわたしだけでしょうか…?
質疑応答
ここまでの説明を受け、質疑応答の時間となったので、わたしからガンガン質問させていただきました。
まず、観光スポーツ文化部の方が非常に丁寧に説明してくださったことには感謝を申し上げました。
ただ、そのうえで、おそらくご担当の方も、あまりにもフンワリした要素が多すぎて「こうです!」と明確に言い切って説明できる部分が少なかったのではないだろうか、という気もします。
わたしも、「結局 中学校の部活動、どうなるの?」というイメージを明確に描くことはできませんでした。
部活動の地域移行の「目的」ってなに?
わたしが今回、よく分からなかった理由は、最も大きな「理念」の部分が示されなかったことにあるのかな…と思います。
説明の中で、担当の方が
「中学生にとって部活動は「非常に大事な場所」でした」
とサラッとおっしゃったのが、なんだかとても心に引っかかったんです。
「なんで」部活動は中学生にとって “非常に大事な場所” なのか。
- 「仲間と一緒にひとつの目的に向かって努力する」ことを学ぶ場として非常に大切なのか
- 勉強以外の趣味や楽しみとして、スポーツ・文化に親しむために非常に重要なのか
- 勝ったり負けたり、成功や失敗を経て競争心や向上心を育むために非常に重要なのか
どこに重点を置くのかによって、思い描く「完成形」は全く異なってくると思います。
また、
- 「部活動」がなくなるから、地域移行して、できるだけ従来の「部活動」に近いものを再現したい
- これまでの「部活動」とは異なる、時代や地域の環境に沿った、新しい課外活動の環境をつくりたい
などの最も大きな目的(=理念) によって、最も大きな「枠」というか「形」が変わってくると思うんです。
クラブ活動=社会教育の入口
ちなみにわたしは、これからの時代における 中学校のクラブ活動 は、社会教育の入口 になると良いな、と思っています。
そういう意味で、部活動の地域移行 については賛成の立場です。
今回の説明で言うと、地域の大人やスポーツ少年団等との多世代一緒の活動というのは、少子高齢化、過疎化の進む下関において、地域への愛着を育む絶好の機会になると思っています。
なので、わたしは今回の 部活動の地域移行 について、もうひとつの要素の追加を提案しました。
子ども会活動・地域ボランティア も含めた「部活動の地域移行」
つまりスポーツと文化だけが部活動ではない、という考えです。
下関北高校には「JRC部」という、日本赤十字の活動から生まれたボランティア活動を行う部活動があります。
これに倣えば、子ども会活動をサポートする 「ジュニアリーダー」 の活動も、地域移行した課外活動として、例えば平日に学校の教室などでイベントの準備をしたり、レクレーション指導の技術向上のための練習をしたり、という活動をしたっていいじゃない!って思うわけなんです。
観光スポーツ文化部の構想の中には、「ボランティアを含める」という発想はなかったようで、今後検討していただけるとのことでした。
「部活動の地域移行」は選択肢のひとつ
今回の説明会に臨む前、わたしが大きく誤解していた点が、今後下関市の中学校の部活動は
地域移行のみ、以上!
…となるのだと思っていた点です。
実際はそうではなくて、現状では 平日の部活動 は継続するわけですし、地域移行したクラブに参加してもいいし、平日の部活動+週末の地域クラブ のハイブリッドでもいいし、既存のクラブチーム(しものせき SD CLUB に登録していない団体)に参加したり、これとのハイブリッドでもいいし…
という、部活動の地域移行後は、生徒たちにとっては「課外活動の選択肢が増える」というのが実態のようです。
これによって、例えばスポ少でバレーボールをやっていた男子は、下関市内では 勝山中 か 川中中 にしか男子バレーボール部がないため(安岡中には、中体連にも所属しているクラブチームがあります)、中学校でバレーボールを続けるためには 市内や県内のクラブチームに参加するしかありませんでした。
でも、クラブチームは送迎や遠征が自力で必要なので、経済的な事情や、時間的に送迎も難しいなどの事情で諦めざるを得なかった子どもたちが、他の種目と同額の会費を支払って しものせき SD CLUB に入会すれば、地域クラブでバレーボールを継続できる、というようになります。
超少子化の進む豊北町で継続できるか
また、他の参加者の方からも意見がありました。
その方のお孫さんは現在5歳だそうなのですが、豊北町に同い年の子どもは現在20人いるそうです。
つまり、そのお孫さんが中学生になる頃、豊北中学校の生徒数は推計で約60人。
ところが現在3歳以下の子どもたちは各年10名以下です。
部活動の地域移行と言う以前の問題として、そもそもその時 豊北中学校 は存続していますか?
という悲痛な質問が投げかけられます。
ましてや、今回の説明会に出席していたのは下関市の観光スポーツ部の職員さんで、教育委員会からの出席者はいません。誰も答えることのできない質問でした。
今、わたしの息子は豊北中学校に通っていますが、地域移行した後の活動には参加しません。
わたしは、息子が卒業したあとの豊北中学校の生徒たちのため、下関市内の中学生のためにより良い課外活動を…という思いで臨んでいましたが、今 幼いお子さんがご家族におられるご家庭では、部活動云々よりも、その子たちが大きくなったとき、中学校そのものが存続しているのか、ということの方がより大きな問題です。
部活動の地域移行の話をするのなら、地域の中学校が存続する前提で話をしているんですね?
という念押しにも、誰も答えることなどできるはずもなく…。
ただ、それでもわたしたち、今豊北町に住んでいる住民でなんとかしていかなければならない問題でもあることを再認識しました。
部活動の地域移行をチャンスに
会が終わって、中学校の先生方も交えて、観光スポーツ文化部の方と談話する中で、ひとつ思いついたことがあります。
地域独自のアクティビティを地域クラブに
中学校の先生方が、しものせき SD CLUB に登録する地域クラブが いわゆる「手上げ制」なのであれば、豊北町のような地域では、誰も手を挙げなかった … しものせき SD CLUB の実施団体=0、という状況になってしまわないか、という懸念を口にされていました。
それは豊北町に限らず、十分にあり得ることです。
そこで、例えば しものせき SD CLUB の 実施団体となることが ビジネスとしてチャンスを拡大できる仕組みにできるのであれば、
- 豊北町でマリンアクティビティをやっている企業が マリンスポーツクラブ として登録
- 豊浦町の乗馬クラブが 乗馬クラブ として登録
という展開で、下関市内の各地からメンバーが集まる、というのは面白いのかな…と思いました。
そうすれば、豊北中に通いたい…!という子どもも出てくるかもしれませんし、通学については校区制の見直しなどのハードルはあるかもしれませんが、もっと極端な話、マリンスポーツや乗馬を しものせき SD CLUB でできる!っていうのは全国的にも話題性が高いと思いますし、それが移住者を呼び込むきっかけになったら素晴らしいですよね。
必ず子育て世代が移住してきてくれるという材料になるわけですから、こういう地域特性を生かした しものせき SD CLUB っていうのはメチャメチャエキサイティングだと思いませんか?
そうして、先の5歳のお孫さんが中学生になるころには、しものせき SD CLUB の面白い豊北中に通うのが当たり前、っていう未来になってたりしたら最高です。
マリンスポーツクラブも、サーフィンやSAPに限らず、
- ライフセービング
- スポーツフィッシング(ルアー釣り)
- スキューバダイビング
のような、生涯学習に近い内容のものも面白いですし、乗馬クラブもシンプルに乗馬を楽しむだけでなく、
- 馬場馬術で国体を目指す
- 馬のお世話をする(獣医や厩務員につながる体験)
みたいなコンテンツもあって良いと思います。
そうするともはやなんでもアリで、
- 農業クラブ
- ドローンクラブ
- まちづくりクラブ
- リノベーション空き家再生クラブ
などなど、豊北町で既に熱い大人がやっていること(ただし持続性があるものに限る)に、地域クラブ化できるものはたくさんあると思いました。
こうやって考えていくと、部活動の地域移行、ワクワクするし、どんどん関わっていきたくなりませんか?