ソウル国際学会参加 SNS番外編「航空機に乗り遅れそうになった話」
INDEX
- SNSでのあらすじ
- 出発 2時間30分前 ソウル駅
- 出発 1時間20分前 仁川国際空港鉄道 車内(チェックイン締切まで残り20分)
- 出発 50分前 仁川国際空港第2ターミナル地下3階(チェックイン締切の10分後)
- 出発 40分前 仁川国際空港第2ターミナル出発ロビー(チェックイン締切の20分後)
- 出発 30分前 仁川国際空港第2ターミナル手荷物検査場(搭乗締切の20分前)
- 出発 20分前 仁川国際空港第2ターミナル出国フロア(搭乗締切の10分前)
- 出発 12分前 仁川国際空港第2ターミナル260番ゲート(搭乗締切の2分前)
SNSでのあらすじ
韓国・ソウルでの国際学会に参加したシン。帰国する日に家族に頼まれていたお土産
「レインボーマシュマロ」
を探してソウル市内をさまようも見つけることができず、そうこうしている間に仁川空港に移動開始する予定だった時刻をとっくに過ぎていることに気がつくのだった…!
(参考 Instagram) ソウル滞在 Day1
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(参考 Instagram) ソウル滞在 Day2
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出発 2時間30分前 ソウル駅
ヤバいヤバいとロッテアウトレットのコインロッカーに入れていた荷物を全部出し、空港鉄道のホームに向かって歩いている途中で、
ウォンの現金を日本円に両替するの忘れてた…
と気づき、また駅舎の反対側まで戻って両替所で両替し、ソウル駅から仁川空港まで43分で着く直行列車のチケットを買おうとしたら、次の出発は40分後…ちょうど今出たくらいだったのか…!
ということで直行列車を諦め、仁川空港まで66分かかる普通列車に乗るしかない…のですが、アレ?
17:00発の航空機で、16:10に第2ターミナルに着く列車だぞ…エッ、アレッ?チェックイン大丈夫…⁇
と普通列車の車内で気付き、あわててアプリで確認すると、チェックイン終了は16:00…オワタ…!
やらかした、完全にやらかした…!
ネットで検索しても、
「チェックインに遅れると自動的に予約が取り消されるため、便の変更か払い戻しの手続きをしましょう」
って書いてあるし、輪をかけてオワタ…!
アーどうしよう。別便に振り替えるったって、今日の別便はあるのか…?またソウルまで引き返して1泊か…?
出張計画の変更っつったって理由が情けなさすぎる。
「伝説のレインボーマシュマロを探しててチェックインに遅れました」
なんて絶対に出張命令書の復命に書けんぞ…!
出発 1時間20分前 仁川国際空港鉄道 車内(チェックイン締切まで残り20分)
って時に、なぜかふと、
アッ、オンラインでチェックインすりゃなんとかなるか…⁇
ってアイデアが浮かびました。この時すでに15:40…!
脳内で時計が海外ドラマ「24」のように音をたてて進む中、必死にスマホで検索、文字をフリックフリックして、キャリアの会員登録をしようとしますが、旅行サイトを利用して予約しているので、なかなかうまくいかない…マイページに自分が搭乗する便が表示されない…
…と右往左往している間に、列車が仁川空港第1ターミナルに到着しました。すでに16:00…
もうこうなったら、第2ターミナルに着いたらダッシュじゃ…ダメもとでも走るしかない…
カラダもってくれ…46歳の 界王拳…!
出発 50分前 仁川国際空港第2ターミナル地下3階(チェックイン締切の10分後)
地下3階にある第2ターミナル駅のホームから、地上3階の出発ロビーまで…改札まではエスカレーターに並んでたら遅いので階段をダッシュし、改札では焦ってて交通カードをタッチする場所を間違えてて反応せず、エッ…てなってたら、韓国人のお姉さんが隣りの改札を通りながら正しい場所をコンコンってスマートにつっついて教えてくれて、「惚れてまうやろ〜‼︎‼︎」ってなったのも束の間、また鬼の猛ダッシュ再開して、一気に地上3階…ノドが…ノドが痛ェ…
途中で見てた掲示板で確認した、Gのカウンターを目指して走り切ると…そこにはまた、自動のチェックイン機…!
出発 40分前 仁川国際空港第2ターミナル出発ロビー(チェックイン締切の20分後)
自動チェックイン機におそるおそるパスポートを読み込ませると…
「チェックインの時間は終了しました。便の振替あるいは払戻しの手続きのため、カウンターまでお越しください」
無情。
まさに機械。血も涙もねぇ!
イヤ…まだだ、まだ終わらんよ。
まだカウンターでなんとかネジ込んでもらえる可能性もなくはないとも言い切れないがもうネジ込んでもらえないなんて言わないよ絶対…
…でも、その「カウンター」は、自動チェックイン機のある島の裏側にあるのなぁぜなぁぜ⁇
ゼーゼー言いながらカウンターまでヨタヨタ回り込み、マジで全身汗ダクの情けない様子で、
I’m so sorry, but I got late for check in…!!
とパスポートをお姉さんに差し出すと、「아〜」って哀れむような目で見てから、カタカタカタッて端末を叩いて、
「You were late for check in…
○○…席ハ満席デス…」
って…英語…からの…日本語…。一部聞き取れなかったけど、なに…「満席」…
満席!?
アーーーーッ、オワタ…‼︎
キャンセル待ちとか何かの人を入れちゃったんだ…
本当にオワターーーーーー‼︎‼︎
と思った瞬間
「…窓側ノ席デヨロシイデスカ…⁇」
…なんですと????
どうやら、最初のは、「通路側の席は満席です」って言ってたみたいで、窓側の席ならイケるよ、ってことでした。
一気に身体の力が抜け、また身体中の汗腺が全開になって、肘からボタボタ汗が垂れてましたが、そんなことはお構いナシ!融通を効かせてくれたスタッフさんに感謝しかねぇ…!
カッ…カムサハムニダ…!!!! 窓側の席でOKですッッ!!
3日間の韓国滞在中で最も安堵と疲弊のこもった「カムサハムニダ」を絞り出し、
「すぐに出国して搭乗ゲート260番に向かってください。搭乗締切は16:50です、お早めに」
と今度は英語で指示を受け、ポスターのケースとガーメントバッグを預け荷物として引き渡して、スタッフさんに再度感謝とお詫びを伝えると、RPGの勇者のごとく手荷物検査・出国審査へと向かいました。
出発 30分前 仁川国際空港第2ターミナル手荷物検査場(搭乗締切の20分前)
夕方ということもあり、手荷物検査場も混み合っていて、行列ができていました。
列に並ぶと、走ったり早歩きしたりという状況からようやく開放され、ホッとします。
そうして落ち着いて周囲を見渡すと、列の前の方に並んでいる人が、ペットボトルのキャップを外して飲み干しているところが目に入りました。機内に液体は100mlまでしか持ち込めないので、飲み物は飲み干してしまうか廃棄するしかないのです。(出国してから搭乗ゲートまでで購入できる飲料はOKです)
アッ、わたしもデイパックの中に水が入ってるんだった。ノドがカラカラだったからちょうどいい…
とバッグから水を取り出してゴイゴイと飲んでいる時に、ノドを流れ落ちる水と一緒に、左手に下げていたロッテマートのお土産バッグに意識が下りて行きました。
マズいぞ…
実は、レインボーマシュマロを諦めたあと、ロッテマートで購入できるお土産だけ購入していたのですが、その中に「チャムソース」という、韓国で人気のソースが4本入っていたのです。飲み物でなくとも、液体です。
チャムソースは日本でもamazon等で購入できますが、その価格は韓国では300gのチャムソースが300円程度なのに対し、2025年8月現在、1,200円+送料 という、なかなかソース1本にかけるには手を出しにくい金額です。
このチャムソースを実家やお世話になっている人へのお土産に…と思っていたのですが、ピンチです。
航空機のチェックイン前に荷物の整理をする時間もなかったし、焦っていたので完全に失念していました…
汗ダクなところにさらに冷や汗まで加わって、手荷物検査場の職員からは、違法な薬物を胃に飲み込んでいる運び屋に見えていたかもしれません。
案の定、わたしの荷物を載せたトレイは弾かれ、職員さんに
「これらは機内に持ち込めないからカウンターで再度預けてきて…イヤ、ダメね、もう搭乗開始しているからノータイムよ」
と、チャムソースは没収されてしまいました。
元・旅行会社の社員だったのに、なんたる失態…。せめてもっと時間に余裕があれば、ここからまたカウンターに戻る時間はあったでしょうけど、これもチェックインに遅れたわたしのせいです。
さらに、ジーンズのポケットから小銭やカードを出し忘れていたのでポケットの中身は再チェックになってしまい、手荷物検査にすごく手間取ってしまいました。
出発 20分前 仁川国際空港第2ターミナル出国フロア(搭乗締切の10分前)
それから出国手続きは写真と指紋の照合だけでスンナリいったのですが、搭乗ゲートまでの案内表示を見ると、260番ゲートは なんだかすごく遠くにあるような雰囲気です。
途中にコンビニ等があれば、ビールとかお菓子とか、チャムソースの代わりになるものを買おうか…とも思ったのですが、チェックインに遅れて、搭乗まで遅れてしまってはシャレになりません。
パワーウォークでズンズン進みますが、一向に260番ゲートが見えてこない…
それもそのはず、だだっ広い仁川国際空港第2ターミナルの、角のように左右に突き出した出国フロアの中でも、左側の角の先端に位置しているのが260番ゲートだったのです。さすがLCC… とてもコンビニに立ち寄るヒマなどなかった。
出発 12分前 仁川国際空港第2ターミナル260番ゲート(搭乗締切の2分前)
かくして、わき目も振らずにひたすら歩き続け、260番ゲートにたどりついた時にはすでに16:48で、本当になんとか間に合った、というタイミングでした。
チャムソースは没収されるわ、全身汗でビッショビショで野良犬のようなにおいがしているわ、「終わりよければすべてよし」からはほど遠い結末とはなりましたが、それでも搭乗便に乗れない世界線は回避できてよかった…
皆さんも、海外旅行の際には(特に航空機の搭乗には)、十分な時間の余裕を持って行動されることをオススメいたします…。